225耳より情報
225耳より情報(日米関税交渉の不調と上昇一服感)
2025年07月01日 08:25
おはようございます。
30日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「公務員の賞与支給日に伴う需給面の買い要因の一方、年金によるポートフォリオリバランスに伴う売り要因も考えられる中、4万0500円を軸として上下それぞれ200〜250円近辺のレンジ内の動きを想定」と書きました。
実際には、米国株高を受けて午前中に4万0800円台まで上昇後、午後は日米関税交渉の先行き懸念もあり、4万0300円台前半まで下落しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、米国株が米国と主要貿易相手国との貿易交渉進展への期待から堅調に推移した一方で、為替の円高ドル安を背景に4万0400円近辺から4万0200円台半ばまで下落して推移しました。
1日の日経平均株価は、寄り付き前に日銀短観が発表されることから、寄り付き後に振れやすい展開が想定されます。日米関税交渉が思わしくない状況と伝えられていることもあり、4万0500円近辺の上値の一方、押し目買い意欲も強いと見られることから4万0200円近辺の下値を想定します。