225耳より情報
225耳より情報(米中摩擦緩和と決算発表は一巡、為替動向が焦点)
2025年05月16日 08:25
おはようございます。
15日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き半導体関連銘柄への買いの一方、短期的な買われ過ぎの過熱感と為替のドル安円高から下落圧力が高まりやすく、3万7500〜3万7900円近辺のレンジでの推移を想定」と書きました。
実際には、寄り付き後に3万7900円近辺で上値を抑えられた後、3万7600〜3万7800円近辺の狭いレンジの横ばいで推移しました。前日買われた半導体関連銘柄も利食いで軟調でした。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、3万6500〜3万8500円の狭いレンジ内で推移しました。米国の小売売上高や生産者物価が弱かったことを背景に為替の円高ドル安が進んだことを受けて上値を抑えられた一方、米長期金利低下が米国株の下値を支える動きも見られました。
16日の日経平均株価は、為替の円高ドル安と米国の景気の弱さを嫌気した動きから、上値と下値を前日から切り下げる動くが想定されます。3万7500〜3万7800円近辺のレンジ推移を想定します。