225耳より情報
225耳より情報(3万8000円近辺での反応注視)
2024年04月25日 08:26
おはようございます。
24日の「225耳より情報」で日経平均株価について「一目均衡表の日足の転換線である3万8253円近辺までの上昇も視界に入る中で、3万8000円の節目での戻り売りも警戒されるところ」と書きました。
実際には、日経平均先物(6月限)で3万8000円近辺で寄り付いてから9時30分頃には3万8300円台まで上昇しました。その後は3万8200〜3万8400円近辺でのレンジで推移しましたが、午後は3万8400円台までレンジ上限が上方シフトするなど、大引けまで買いの勢いが持続しました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、米国株市場の動向にあわせて3万8000円まで下落後に3万8200円近辺まで反発する動きとなりました。
米国市場で取引時間終了後の時間外取引でメタプラットフォームズが決算発表を受けて終値比10%の大幅安になっています。
25日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が3万8000円近辺まで切り下がる中で、3万8000円が押し目買いのメドとして機能するかどうかが大きなポイントになりそうです。
3万8000円割れでは、プットオプションの売り建てポジションに係る損失回避のための先物売りなども想定されることから、3万7750円近辺までの下振れの可能性も考慮されるところです。
他方、上値は夜間取引を参考にすれば、3万8200円からどこまで伸ばせるかも注目ポイントでしょう。