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225耳より情報

225耳より情報(日経平均先物は祝日取引で大きく上昇)

2024年05月07日 08:31

おはようございます。

 2日の「225耳より情報」で日経平均株価について「連休を控えてのポジション調整を中心とした取引が想定されるなか、1日の安値〜終値の範囲までの上値が想定される一方、一目均衡表の日足の転換線である37670円近辺を下値の目処とした展開を想定」と書きました。

 実際には、寄り付き直後こそ米FOMC(連邦公開市場委員会)を受けた円高進行から37956円の安値を付けましたが、それ以上の深押しは無く、その後は買い基調で推移し、後場の寄り付きで38350円の高値を付けました。

 その後の日経平均先物(6月限)の夜間取引および3日と6日の祝日取引は、米FRB(連邦準備制度理事会)のバランスシート縮小ペース減速、および米財務省による米国債バイバック(買い戻し)の決定を好感した米国株市場の堅調な動きを背景に、買い基調で推移しました。7日の朝方には38900円近くまで上昇しました。

 特に米アップル株が1100億ドルの巨額自社株買い発表を受けて株価大幅上昇したことはポジティブなインパクトを与えました。

 日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が38856円の水準にあります。

 連休明けの7日の日経平均株価は、為替の1ドル152円割れまで進んだ円高ドル安が一服して円安ドル高方向への戻りを試す局面となる中で、39000円の上値を試す勢いです。

その後は利益確定売りに押されるとしても、4/30の高値である38600円近辺までで押し目買いが入るような展開を想定します。

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