225耳より情報
225耳より情報(米FOMC直前かつ月初の相場)
2024年05月01日 08:22
おはようございます。
30日の「225耳より情報」で日経平均株価について「年金のリバランスによる国内株買い需要のほか、円安ドル高の再開に伴って上値を追いやすい面も期待されそうです。3万8600円近辺までの上昇余地の一方、下値は26日の高値である3万8100円近辺を想定」と書きました。
実際には、午前11時頃までは買い基調で推移して高値3万8608円の高値を付けた後は、売りに転じて3万8182円まで下落しました。
大引け近辺ではTOPIXの3ヶ月ごと月末浮動株比率調整とみられるリバランスの影響で反発しました。
その後の夜間取引における日経平均先物(6月限)は、円安ドル高が進んだものの米国株がFOMC(連邦公開市場委員会)への警戒から売られたことを受けて3万8100円近辺まで下落しました。
1日の日経平均株価は、新NISAのつみたて投資枠などの買い需要の一方で、日本時間の2日午前3時以降に発表される米FOMCの結果待ちのポジション調整的な様子見もあることから、午後は売りに押されやすくなることも考えられます。
3万8300円台までのリバウンドに対し、3万8000円割れを試す局面があるような動きを想定します。