225耳より情報
225耳より情報(AI関連堅調も、9月限の取引最終日、米CPI待ち)
2025年09月11日 08:25
おはようございます。
10日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き9月限の指数先物・オプション最終決済に関する特別清算値(SQ値)算出日を控えていることもあり、オプション権利行使価格である4万3500円、4万3750円近辺、および8月の高値4万3876円などが意識されそうです。既に前日に大幅な価格変動を経たことから、価格変動性が縮小方向に向かう可能性」と書きました。
米オラクルの好決算を受けてソフトバンクグループなどAIインフラ関連銘柄に牽引される展開を中心に買いが優勢となりました。
寄り付き後の4万3500円近辺から4万3700円台前半まで上昇後、4万3500円台前半からの押し目買いから大引けにかけて4万3800円台半ばまで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、米国生産者物価指数(PPI)が予想外に軟化したことを受けて、米国の利下げ観測の高まりに伴って4万3700円近辺から一時4万4000円超えまで上昇しました。
11日の日経平均株価は、9月限の指数先物・オプションの取引最終日であることから、オプション権利行使価格の4万3750円と4万4000円が意識される展開が中心となりそうです。
米国の消費者物価指数の発表待ちもあり、大きな値動きにはなりにくいとみます。