225耳より情報
225耳より情報(4万3000円の節目意識か)
2025年09月05日 08:25
おはようございます。
4日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「4万2000円割れからの押し目買いの強さを図ることが中心となりそうです。自民党の総裁選前倒しに関する不透明感が続く一方、米利下げ期待の高まりで債券市場が落ち着けば、4万2400円近辺への上値を試す局面も想定」と書きました。
実際には、米利下げ観測の高まりに加えて、米アルファベットの株価上昇を受けたAI(人工知能)関連銘柄の上昇から、4万2000円を割り込むことなく反発し、4万2600円近辺まで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、米国の雇用関連指標が軟調だったことに伴う米利下げ観測の高まりから、4万2900円近辺まで値を伸ばしました。
5日の日経平均株価は、米雇用統計の発表を控えた様子見の一方、米半導体大手ブロードコムの決算発表が堅調な内容だったことを受けてのAI関連銘柄、および関税に関する米大統領令への署名を受けた自動車関連への物色に支えられる展開が見込まれます。
4万3000円を超える局面を想定しつつ、大引けにかけて4万3000円が意識される展開を想定します。