225耳より情報
225耳より情報(日本に対して相互関税25%を通知)
2025年07月08日 08:26
おはようございます。
7日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「8日と10日のETF決算に関する分配金捻出のための売りのほか、日米関税交渉におけるトランプ大統領からの書簡で税率がどうなるのかが焦点となるなど、懸念材料が重なることから売り圧力が高まりそうです。一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9760円近辺の上値に対し、下値は3万9500円が一旦意識されるものの、下振れから3万9250円近辺までの下落も想定される局面とみます。」と書きました。
実際には、寄り付き後の3万9800円近辺を上値として売りが優勢となり、3万9550円近辺まで下落しました。米関税政策に対する不透明感が全体相場に重荷となりました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、トランプ米大統領が日本や韓国からの輸入品に25%関税を賦課することをソーシャルメディアで明らかにしたことを受けて、3万9400円割れまで下落しました。
8日の日経平均株価は、8/1からの関税発動がほぼ明確となったことに加え、引き続きETFの決算に伴う分配金捻出売りのイベントが重なることから、売りが優勢となる展開が想定されます。3万9500円の上値めどに対し、一目均衡表の日足基準線近辺である3万9100円あたりを下値めどとみます。