225耳より情報
225耳より情報(イラン・イスラエル情勢が緊迫化)
2025年06月18日 08:25
おはようございます。
17日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「日銀の金融政策決定会合で国債買い入れ減額幅の縮小が議論される見通しですが、既に円安ドル高と株高で織り込んでいる可能性もあることからさらなる上値試しの動きは限定的とみます。3万8700円台の上値を試す余地の一方、上値試し後の売り局面では3万8500円の節目で押し目買いが入るか、売りが加速するかが問われそうな局面となることも考えられます。」と書きました。
実際には、日銀の金融政策決定会合の結果発表をまたいで、3万8500円の節目の価格近辺で終始横ばいで推移しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、トランプ米大統領が米軍によるイランの核施設攻撃を検討しているなど、イラン情勢の緊迫化を受けた原油先物価格の上昇を受けて、3万8200円まで下落しました。
18日の日経平均株価は、イラン・イスラエル情勢の深刻化が原油価格の高騰に反映するかどうかがポイントになりそうです。3万8000円の節目割れを試す一方、為替の円安ドル高に下支えされる展開を想定します。