225耳より情報
225耳より情報(軟調な米景気指標と米中首脳会談期待)
2025年06月03日 08:25
おはようございます。
2日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「トランプ政権による鉄鋼関税の25%から50%への引き上げや米中貿易摩擦の再燃懸念から、売り基調で始まると想定されます。一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万7654円が上値として意識されやすい一方、下値は3万7250円近辺までの深押しに要注意」と書きました。
実際には、寄り付き後の3万7650円を高値として、3万7320円まで下落しました。
その後の反発は3万7500円近辺までにとどまりました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、軟調な米国経済指標の発表を受けて3万7300円を下回る場面がありましたが、米中貿易摩擦の再燃懸念に対して米中首脳の電話会談を週内に行う可能性が伝わったことから、3万7800円まで上昇しました。
3日の日経平均株価は、200日移動平均でもある3万7800円近辺の上値が意識される一方、3万7500円の節目を割るところで押し目買いが入るかどうかがポイントになりそうです。