225耳より情報
225耳より情報(「エヌビディア祭り」のあと)
2025年05月29日 08:25
おはようございます。
28日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「超長期債の利回り動向、および米半導体エヌビディアの決算を控えた半導体関連銘柄の動向が注目される中、3/26の高値3万8220円、5/13および5/14の高値である3万8494円、3万8325円などが上値として意識されそうです。下値は3万8000円割れからの押し目買いが優勢とみます。」と書きました。
実際には、寄り付き直後に高値3万8178円をつけて売りに押され、午前中は3万8000円付近の横ばいで推移しました。午後になると、40年国債入札が低調だったことを受けて、3万7800円割れまで下落しました。
3万7800円近辺が200日移動平均の水準であることもポイントでした。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、今朝発表の米エヌビディアの決算発表を控えた様子見から、概ね3万7900円近辺で推移しました。決算発表後の時間外取引で同社株価はプラス圏で推移していますが、先物価格への影響は限定的なものにとどまっています。
29日の日経平均株価は、エヌビディア決算を受けた半導体関連銘柄の動向がポイントになりそうですが、材料出尽くしから売られるリスクに要注意の面もありそうです。
3万8000円近辺の上値に対し、3万7600円近辺の下値といった、上値、下値を前日よりやや切り下げる動きを想定します。