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225耳より情報

225耳より情報(先物の祝日取引は一時過去最高値にタッチ)

2025年08月12日 08:25

おはようございます。

8日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き決算発表銘柄への物色に加え、米国市場と同様に半導体関連銘柄への買い戻しの動きに伴う下支えが期待できそうです。」としつつ、「4万1000円を軸として上下それぞれ150〜200円近辺のレンジ内での動きを想定」と書きました。

実際には、朝方に米相互関税を巡って米政府が相互関税の大統領令を修正し、日本を措置対象に加えることを約束したと明らかにしたことが好感 されたこともあり、8月第2金曜日の寄り付き後に8月限のミニ先物とオプションのSQ値が4万1368円と上振れた勢いを引き継いで、一時4万2000円超えまで大幅上昇となりました。

コールオプションの売り建てに対する損失回避のためのデルタヘッジの先物買いなどが上昇を加速させた面があったとも考えられます。

夜間取引・祝日取引の日経平均先物(6月限)は、日本時間11日の午前10時過ぎに4万2480円まで上昇する場面がありましたが、現地12日発表の米消費者物価指数(CPI)や15日に開催予定の米露首脳会談の動向の様子見から、11日の夜間では、4万2250〜4万2400円近辺のレンジ内の横ばいで推移しました。

12日の日経平均株価は、好決算発表銘柄の後押しを原動力として、昨年の7月に付けた過去最高値の4万2426円および4万2500円を超える展開が意識される可能性があります。

その一方、目先の目標達成感と8日の大幅上昇の反動、および米半導体企業の中国輸出関連の悪材料などから、その後の下落幅が大きくなるような荒い値動きになることへの警戒も必要な局面とみます。

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