225耳より情報
225耳より情報(米国市場は「雇用統計ショック」をほぼ吸収)
2025年08月05日 08:25
おはようございます。
4日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「一目均衡表の週足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9693円が下値の目処として当面の間は意識されやすく、4万円の攻防戦が繰り広げられる展開を想定します。米国雇用統計ショックはFRBへの利下げ期待に転化されやすい面もあり、短期間で吸収される面があるものの、為替の円高ドル安圧力に伴う上値の重さが意識されやすくなる面が出てきそう」と書きました。
実際には、寄り付き後に3万9800円台まで下落後、好決算銘柄を中心に押し目買いや買い戻しから4万0300円台まで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、米雇用統計の悪化と過去分の大幅下方修正が9月の利下げ観測を後押ししたことや米大型ハイテク株の堅調な決算発表への安心感などから買い戻しが優勢となりました。5日の朝にかけて4万0600円台まで上昇しました。
5日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である4万0677円が上値の目処として意識されやすい一方、4万0500円を軸として、下値は4日高値近辺の4万0300円台を想定します。