225耳より情報
225耳より情報(金融政策ウィーク、半導体関連が下落を主導)
2025年07月29日 08:25
おはようございます。
28日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「日本時間28日未明に米国とEUが関税交渉で合意に至ったことや、米中の関税適用一時停止期間が延長されるとの報道が出ていることから、寄り付き後にリスク選好の勢いが強まる可能性がある一方、決算発表のガイダンスに伴う売りも出てくるとみられることから、4万1400〜4万1800円台近辺のレンジでの推移を想定」と書きました。
実際には、先週末の時点で欧州系証券によるアドバンテストへの売り推奨やSCREENホールディングスの決算内容が良くなかったことなどを受けて半導体関連が売られたことから、寄り付き後の4万1534円を高値として大引けまで終始売り基調で推移。4万1000円割れまで下落しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、米国市場の取引開始前までは、米国とEUとの関税合意が不十分とする見方から欧州株が売られたことを受けて、4万0700円近辺まで下落しましたが、米国株市場の取引時間中は、4万0700〜4万0800円の狭いレンジの横ばいで推移しました。
29日の日経平均株価は、米FOMC(連邦公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を控えた様子見が強まる中で、4万0600円台〜4万0900円台近辺のレンジでの推移を想定します。