225耳より情報
225耳より情報(トランプ関税によるジェットコースター相場)
2025年02月04日 07:36
おはようございます。
3日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「週末に4日から発動と表明されたトランプ関税による影響の不透明要因がまだ強いことから、3万9000円割れなど一時的に下振れが大きくなることへの警戒も必要」と書きました。
実際には、トランプ関税による影響の大きさへの懸念を背景に、日経平均先物(3月限)が午前8時45分の時点で3万8600円近辺で寄り付き、日経平均株価も実質的には午前10時30分頃に付けた3万8859円を上値として3万8400円近辺まで下落する展開となりました。
夜間取引の日経平均先物は、メキシコのシェインバウム大統領ががトランプ米大統領の求めに応じるとして電話協議が進展したことから急転直下、関税開始が延期されたことを受けて、3万8500円割れから3万9100円近辺まで上昇しました。
また、米国市場の取引時間終了後、カナダとも電話協議の進展により関税開始を延期することになったとのニュースが舞い込んできました。
4日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万9226円が意識されやすい展開となりそうです。
日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9340円、3万8900〜3万9000円近辺がそれぞれ、上値と下値として意識されやすい展開とみます。