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225耳より情報

225耳より情報(日経平均株価の先物売り・現物買いの裁定買い残)

2023年11月07日 08:24

おはようございます。

6日の「225耳より情報」で日経平均株価について「米国債先物の投機筋売りポジションが過去最高水準からの強烈な巻き戻し、および、米国の機関投資家の株式ポジションを示すNAAIM指数が年初来最低水準からの反発が見込まれることから、週明け後のリバウンドはそれなりの勢いを当面は維持するのではないか」としつつ「3万2500〜3万2750円近辺での推移を想定」と書きました。

実際には、寄り付き直後の3万2395円を安値として3万2766円まで値を伸ばしました。

ただ、寄り付き直後の日経平均先物(12月限)は3万2550円が安値ですので、実質的にはこちらの方が安値だったと言えるでしょう。

日経平均株価の「先物売り、現物買い」のポジションを組んで、まだ裁定取引(アービトラージ)を解消していない現物買いの残高である「裁定買い残」は9月前半に1兆5000億円だったなかで10/27時点で3984億円まで急減しており、これ以上売り込みにくい状況にあることも重要でしょう。

日経平均株価は、6/7の高値である3万2708円が引き続き重要な価格として意識される可能性が高いと見ます。

7日の日経平均株価は、3万2500円を下値として意識した押し目買いを含め、3万2450〜3万2700円近辺での推移を想定します。

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