2026年03月30日 08:25
おはようございます。
27日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「配当権利付き最終日および配当権利落ちを埋めるためのETFによる先物買いを先回りする買いといった需給要因が残る中、引き続きイラン情勢を巡った神経質な動きが想定されます。一目均衡表の日足転換線(5万2963円)、日足ボリンジャーバンドのマイナス1シグマ(5万3540円)の上値めどに対し、週足基準線(5万1845円)や週足ボリンジャーバンドの移動平均線(5万1959円)をめどとして意識される展開を想定」と書きました。
実際には、米株安を受け、先物(6月限、配当と金利の関係から現物よりも210円程度安い)が5万2500円近辺で寄り付いた後、現物が寄り付き後に5万3350円近辺まで上昇しましたが、米半導体関連株が売られたことが警戒され、午前9時50分過ぎには5万2500円近辺まで下落しました。ただ、その水準では値頃感からの買いも流入し、売り一巡後は権利付き最終売買日で配当や優待の権利取りの動きがみられたほか、ETFによる配当再投資への期待も膨らんだこともあり、一時5万3700円台まで上昇後、5万3300円台で引けました。
夜間・祝日取引の日経平均先物(6月限、配当落ち後の現物価格に対し金利の関係から現物価格より110円程度高い)は、5万2700円近辺で寄り付いた後、原油先物価格の高止まりを受けて売り基調で推移し、米国時間開始までに5万1700円近辺まで下落しました。イランによる攻撃が続くほか、消費者信頼感指数も軟調だったこともあり、米国時間後も売りが継続し5万1200円台まで下落しました。
30日の日経平均株価は、日足ボリンジャーバンドのマイナス2シグマ(5万1063円)、週足ボリンジャーバンドの移動平均線(5万1950円)がめどとして意識される展開を想定します。それ以外では日足転換線(5万2964円)があるものの、そこまで行くにはイラン情勢に関する見通しの改善につながるインパクトのあるニュースが必要でしょう。