2026年08月10日 08:25
おはようございます。
7日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き6万6000円および一目均衡表の日足基準線(6万6205円)が上値のめどとみられる中、決算発表の銘柄数がピークを迎えることで好決算から買われやすい銘柄が増えることが見込まれることから6万5000円の下値は維持されやすいとみます。」と書きました。
実際には、値ごろ感から先物9月限が6万5840円と高めに寄り付いた後、現物は原油価格の上昇などが警戒されたことに加え、前日に減益決算を発表したソフトバンクグループ<9984>が売られるなどAI・半導体関連株が下落したことを受けて前場に6万4651円まで下落しました。
後場にはフジクラ<5803>が決算内容を好感され急伸するなど好業績銘柄に見直し買いが流入したことから下値を拾う動きが強まり、大引けにかけて6万5600円台まで戻る展開となりました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、6万5760円で寄り付いた後、欧州時間は米雇用統計の発表を控えて6万6000円を上値とした狭い値動きで推移しましたが、7月の米国雇用統計が予想外に軟調となったことに伴う米利上げ観測の後退を受けて、米国市場の寄り付き後に6万6700円台まで上昇しました。一方で、為替の円高ドル安が進行したことが上値を抑えて6万5800円台まで下落する場面がありましたが、取引終了にかけて6万6300円台まで戻りました。
10日の日経平均株価は、AI・半導体関連銘柄への買いが上昇を後押しする一方、為替の円高ドル安と原油価格上昇が上値を抑えるほか、決算発表銘柄数のピークアウトから、今まで見られた後場の戻りの勢いが鈍る可能性があります。日足ボリンジャーバンドの移動平均線の6万6075円を中心としつつ、一目均衡表の日足基準線(6万5416円)を下値のめどとする一方、6万6500円程度まで上振れする展開を想定します。