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CFD取引のはじめかた |口座開設から初回取引までのステップを初心者向けに解説

 「CFDに興味はあるけれど、何から始めればよいのか分からない」——CFDを始めようと検索する方の多くが、この壁にぶつかります。口座開設、ツールのインストール、初回の注文……手順が多く、最初の一歩が踏み出しにくいのは自然なことです。

 本記事では、CFDを始めるための具体的な手順を7つのステップに整理し、口座開設から初回取引・決済・税金処理までを通しで解説します。記事を読み終わる頃には、「自分でも始められそうだ」という感覚が持てるはずです。

 なお、CFDの基本概念についてはCFDとは?初心者向けにわかりやすく解説で詳しく説明していますので、まずは全体像から理解したい方はこちらも併せてご覧ください。

 

CFDを始める前に知っておきたい基本

 CFDは「Contract For Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」と呼ばれます。現物資産の受け渡しを行わず、値動きによって生じた差額のみを精算する投資手法です。

 

当社のCFD取引でお取引いただける対象資産は以下のようなものがあります。

  • 株価指数CFD:日経平均株価、米国S&P500、NYダウなど
  • 商品CFD:原油、金、銀、プラチナなど

 CFDの大きな特徴は、レバレッジを効かせた少額取引ができること、買いだけでなく売りからも取引を始められること、そして平日ほぼ24時間取引できることです。これらの特徴を活かすために、まずは正しい始め方を押さえておきましょう。

 

CFDを始める7つのステップ

 ここからは、当社でCFDを始めるための具体的な手順を7つのステップに分けて解説します。順番に沿って進めれば、初めての方でも迷わず取引を始められます。

 

ステップ1 |口座開設を申し込む

 オンライン口座開設申込フォーム(こちら)より口座開設をお申込みください。所要時間は5分〜10分程度です。

 申込みフォームでは、氏名・住所・職業などの基本情報に加えて、投資経験・年収・金融資産などの項目があります。ご自身の状況を正確にご申告ください。

 

ステップ2 |口座開設必要書類を送信(郵送)する

 必要なものは次のとおりです。

  • 本人確認書類:マイナンバーカード、運転免許証など
  • 個人番号確認書類:マイナンバーカード、個人番号記載の住民票(郵送のみ受付)など
※マイナンバーカードをお持ちでない場合には、個人番号の確認できる書類(個人番号入り住民票の写し等)を郵送でご提出いただきます。メール添付等では受付ができませんのでご注意ください。

審査期間は通常1〜2営業日程度で、口座開設が完了するとIDとパスワードが記載されたメールをお送りします。

 

ステップ3 |取引ツールをインストールする

 口座開設が完了したら、取引に使うツールをダウンロード・インストールします。当社のダウンロードからインストールいただく場合には、サーバー名などの必要情報が設定された状態から始められますので、当社リンクからダウンロードいただくことをお薦めします。
MT5はPC版・スマートフォン版の両方をご用意しておりますので、用途に応じて使い分けが可能です。

  • PC版:大画面での分析、複数チャートの同時表示に便利。またEAを使った自動売買が可能
  • スマホ版:外出先でのチェック・簡単な注文に便利

 インストール後、取引に先立ってデモ口座やチャート画面で操作感を確認しておくことをおすすめします。本番取引前にツールに慣れておくことで、初回取引の緊張を減らせます。

 

ステップ4 |証拠金を入金する

 次に、取引に必要な証拠金を取引口座に入金します。主な入金方法は以下のとおりです。

  • クイック入金(インターネットバンキング連携):即時反映・手数料無料
  • 銀行振込:任意の銀行から振込。反映まで平日は1〜2時間、17時以降は翌営業日

 CFD取引は余裕資金で始めることが何より重要です。生活費を使ってしまうなど必要な資金でCFDを始めると、相場が逆方向に動いたときに冷静な判断ができなくなります。まずは失っても生活に支障がない金額から始めましょう。

 

ステップ5 |銘柄を選んで注文する

 いよいよ実際の取引に入ります。取引ツール上で取引したい銘柄を検索し、チャートを表示します。
注文を出す際には、次の要素を決めます。

  1. 銘柄(例:日経225、米国500、金など)
  2. 売買の方向(買い=ロング、売り=ショート)
  3. 取引数量(ロット数)
  4. 注文方法(成行・指値・逆指値など)
  5. 決済注文の設定(ストップロス・利益確定)

 初回取引では、最小ロットからスタートすることをおすすめします。たとえば日経225CFDであれば1ロットなど、リスクを最小限に抑えられる単位から始めましょう。
注文が成立すると、ポジションを保有している状態になります。保有中は含み損益がリアルタイムで変動するので、定期的に確認しながらチャートの動きを観察します。

 

ステップ6 |ポジションを決済する

 相場が想定通りに動いたら、決済(反対売買)を行い利益を確定させます。思惑通りに動かないと感じたら、早めに決済(いわゆる損切り)をすることも検討ください。
決済の方法は以下の2つです。

  • 成行決済:取引ツール上で保有ポジションを選び「成行決済」(カウントダウン注文にて発注)
  • 指値・逆指値:事前に設定したストップロス・利益確定レートで決済(選択項目は画面表示内の「ポジションの変更」より操作)

 初心者の方は、エントリーと同時にストップロス注文を設定することを強く推奨します。これにより、相場が想定と逆方向に動いた場合も、事前に決めた損失額で自動的に取引を終了できます。
「まだ戻るかもしれない」と決済を迷うと、損失が拡大する恐れがあります。機械的にルール通りに決済する習慣を最初から身につけることが、長く相場と付き合うコツです。

 

ステップ7 |損益を確認し税金処理を行う

 決済をし、1月から12月までの1年間での取引の結果を集計したら、確定申告の必要があるかどうかを判断しましょう。 CFD取引で得た利益は雑所得に分類され、その利益が給与所得者の方で合算して20万円を超える場合には、申告分離課税として一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)の税金がかかります。

  • 合算して20万円を超える利益となった場合:翌年の確定申告(2月中旬〜3月中旬)で申告
  • 損失が出た場合:他のCFD・FX・先物取引の利益との通算、最大3年間の繰越控除が可能

毎年1月に「年間報告書」というものをマイページを通じて発行させていただいております。お客様ご自身でご確認、必要に応じてダウンロードや印刷をしていただき、ご利用ください。

 

CFDの注文方法を理解しよう

 CFDの注文にはいくつかの方法があり、状況に応じて使い分けることで、リスクをコントロールしながら効率的に取引できます。

 

成行注文(カウントダウン注文)

 現在の市場価格で即座に取引を成立させる注文方法です。「いますぐ買いたい/売りたい」ときに使います。
メリットは確実に取引が成立する点、デメリットは想定より不利な価格で約定する「スリッページ」の発生する可能性がある点です(有利な価格となる場合もあります)。

 

指値注文(リミット注文)

 「指定した価格以下で買いたい」「指定した価格以上で売りたい」という価格指定の注文です。
たとえば「日本株指数が55,000円まで下がったら買いたい」といった場合に、あらかじめ55,000円の指値注文を出しておけば、相場がそこまで下がったら自動的に約定します。相場を常に監視できない方や、狙った価格でエントリーしたい方に有効です。

 

逆指値注文(ストップ注文)

 「指定した価格以上になったら買う」「指定した価格以下になったら売る」注文方法です。主に損切り(ストップロス)と、上方ブレイクアウト時の買いや下値ブレイク時の売りエントリーに使います。

  • 損切り用途:60,000円の買いポジションを保有中、55,000円を下回ったら決済
  • エントリー用途:65,500円を超えたら上昇トレンドと判断して買い

 損失を限定するうえで最も重要な注文方法なので、初心者の方ほど積極的に活用してください。

 

OCO注文

 One Cancels the Otherの略で、「2つの注文のうち片方が約定したらもう片方は自動キャンセルされる」仕組みです。
たとえばエントリー時に、「利益確定の指値」と「損切りの逆指値」を同時に設定しておくことで、どちらかが約定すれば自動的にポジションがクローズされます。取引中に画面に張り付く必要がないため、会社員の方にも便利な注文方法です。

 

初心者が最初の取引で失敗しないコツ

CFDを始めたばかりの方が起こしやすい失敗と、その予防策をまとめます。

1. 少額スタートを徹底する

 最初から大きなポジションを取ると、含み損の段階で心理的に耐えられず、判断ミスにつながります。最小ロットからスタートし、取引のリズムを掴むことを優先しましょう。

 

2. 実効レバレッジを低く抑える

 実効レバレッジ2〜3倍に抑えての運用を心掛けましょう。証拠金を多めに預け入れ、ポジションサイズを小さくすればレバレッジは必然的に縮小します。

 

3. 逆指値注文を必ず設定する

 エントリーと同時に逆指値(ストップロス)注文を設定するのを習慣化しましょう。「想定と逆に動いたらここで損切る」というラインを事前に決めることで、損失の拡大を未然に防げます。

 

4. トレード日記をつける

 取引ごとに「なぜエントリーしたか」「なぜ決済したか」「結果どうだったか」を記録することで、自分の勝ちパターン・負けパターンが見えるようになります。簡単なメモでもかまいません。初心者こそ記録を続けることで、学習スピードが大きく変わります。

 

フィリップ証券でCFD取引を始めるメリット

 CFDを始めるうえで、フィリップ証券は初心者にもやさしい環境が整っています。

  • MT5プラットフォーム:世界標準の取引ツールで、高度なチャート分析・自動売買に対応しております
  • 国内証券会社としての信頼性:金融商品取引業者として登録され、日本の金融商品取引法のもとで運営しております
  • 信託保全:お客様の証拠金を信託銀行に分別保管し、万一の非常時にも資産を守る仕組みです
  • 充実したサポート:動画・コラム・電話サポートで、初心者でも安心して始められます

 

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CFD取引に関してよくある質問<Q&A>

CFD取引に関してよく寄せられる質問と回答をご紹介します。

 

Q1. CFD取引を始めるのに必要な最低金額はいくらですか?

 銘柄によりますが、一例として日本株指数CFDの価格が60,000円だった場合には証拠金率10%のため6,000円が必要証拠金となります。ただし、お取引口座内に必要証拠金のみだった場合には即時に強制ロスカットとなるため、必要証拠金額だけでなくある程度の余裕を持ったご資金をご入金のうえ始められることをお薦めします。

 

Q2. デモ口座で練習できますか?

 はい、デモ口座申請フォームよりご申請ください。FXデモ口座、指数CFDデモ口座、商品CFDデモ口座をご用意しております。

 

Q3. 取引時間を教えてください

 銘柄により異なりますが、弊社の株価指数CFDは平日ほぼ24時間取引できます。ただし、各取引所の休場日にはお取引いただけない場合がありますので、マイページ内お知らせや当社公式サイト内のお知らせでの情報をご確認ください。その他日次メンテナンス時間帯はお取引いただけませんのでご注意ください。

 

Q4. 税金の確定申告は自分でやる必要がありますか?

 はい、株式の源泉徴収口座のようなものが存在しないため、ご自身で行っていただく必要があります。CFD取引で生じた利益は雑所得に分類され、給与所得者の場合には合算して20万円を超えると、申告分離課税として一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)が課税され、翌年に確定申告をお客様ご自身で行っていただくこととなります。損益がマイナスの場合には損失の繰り越しが可能です。詳細については最寄りの税務署や税理士等の専門家にお尋ねください。

 

Q5. 取引ツールが正常に動かない

 CFD取引ツールのMT5が起動しない・チャートが更新されない場合は、インターネット接続の確認、ツールの再起動・再インストールをまずお試しいただくとともに、アクセスしている時間も確認ください。取引時間外やメンテナンス時間中はレートもチャートも更新されません。それでも解決しない場合は、メールやお電話でお問合せください。

 

CFD取引の始め方、まとめ

 CFDのやり方は、①口座開設申込と必要書類送付→②口座開設審査→③ツールインストール→④入金→⑤注文→⑥決済→⑦税金処理の7ステップで整理できます。

 最初の取引で失敗しないためには、少額スタート・レバレッジ抑制・逆指値の徹底・記録の習慣化が特に重要です。また、成行・指値・逆指値・OCOなど注文方法を使い分けることで、より効率的な運用が可能になります。
CFDは仕組みを理解して段階的に経験を積めば、初心者でも十分に取り組める投資手法です。フィリップ証券では、MT5プラットフォーム・国内証券の信頼性・充実したサポートのもと、初めての方でも安心して取引をスタートできます。まずは無料の口座開設から、CFDの第一歩を踏み出してみてください。

 

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