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幅広く学ぶ、TradingViewのすべて

 

第9回インジケーター①基本(表示方法・設定変更)

世界中の投資家に人気のチャートツールであるTradingViewに関する基礎知識を学び、使いこなしていくためにその多彩な機能や使い方を紹介していきます。

 

1.TradingViewインジケーターの基本

TradingViewのインジケーターは種類が多く、そのほとんどを無料プランで利用できます。特徴的なのは、「Pineスクリプト」と呼ばれるTradingViewのチャート上で機能するプログラミング言語が用いられている点です。これにより標準搭載以外にも、Pineスクリプトで作成される便利なインジケーターが豊富に揃っています。そして、チャート画面の設定と同様にパラメーターや見た目の設定に関しても自由な変更が行えます。
今回は、インジケーターの基本的な利用方法についてをご紹介します。

 

2.チャートに追加する方法

インジケーターを追加するには、チャート画面上部パネルのアイコンを選択、またはキーボードの「/」(スラッシュ)キーを押すことで追加ウインドウを表示します。検索バーから目的のインジケーター名を検索をすることで候補一覧が表示され、選択すると現在見ているチャートに適用されます。

検索以外にも、左にある「テクニカル」「ファンダメンタル」「コミュニティスクリプト」に分類された項目の中からも選択できます。テクニカルとファンダメンタルには、TradingViewに標準搭載されているインジケーターがまとめられています。
コミュニティスクリプトは、TradingViewユーザーがPineスクリプトを使って作成し公開しているオリジナルのインジケーターを選ぶことができます。リスト名の右からソースコードや詳細も確認できます。

 

3.設定の変更と削除

追加したインジケーターは、チャート左上のステータスラインに一覧で表示されます。インジケーター名の横には、パラメーターやラインの現在値情報が表示されます(チャート設定から変更可能)。
名前部分をカーソルでマウスオーバーするとメニューが表示され、ここから設定を変更したり、削除を選択できます。目のアイコンを選択することで、インジケーターの表示・非表示を切り替えできます。

設定変更は、歯車アイコンを選択します。タブごとに設定項目が異なり、「パラメーター」は期間や時間軸などの値に関する設定を変更できます。「スタイル」は描画ラインの色や太さ、ラインタイプなどチャート上での見た目に関する設定を変更できます。「可視性」は、そのインジケーターが時間軸ごとに表示される範囲を設定できます。チャートの時間軸を切り替えたときに設定した範囲外であれば、インジケーターが非表示になります。

削除する場合は、メニューの「✕」アイコンを選択するか、チャート上に表示されているインジケーターを直接選択して「Delete」キーを押します。
これらの操作は、チャート上の描画アイテムを一覧で表示するオブジェクトツリーからも行えます。

 

4.終わりに

多くの投資家がチャート分析を行う上でインジケーターを活用しています。特にどのインジケーターを表示するのか、パラメーターの値を何にするかなどは重要な要素なので、自分の目的や使い方に合ったものをいろいろと試行錯誤してみましょう。
TradingViewでは、標準搭載のものに改良やアレンジが加えられたインジケーターや、アイデアの中で組み合わせや使い方の解説をユーザーが公開しているので、そちらを参考にしてみるのもおすすめです。