先物・オプションの証拠金制度がSPANからVaRへ変更となります。(10月20日更新)

 

終了致しました。ありがとうございました。

 

2023年11月6日より日本証券クリアリング機構にて証拠金制度がSPAN方式からVaR方式に変更となります。
VaR証拠金の概要は以下となります。
ヒストリカルデータから計算される想定損失が99%カバーできる水準を証拠金とします。
また各シナリオから計算した損失額上位2.5%の平均値(※)を取る方式を採用します。(97.5%の期待ショートフォール)
※ 正規分布を仮定すると理論的に99%とほぼ一致します。
参照期間としては過去5年:1250日におけるヒストリカルシナリオに加え、ストレスシナリオも考慮します。
ヒストリカルシナリオに対しては、足元の変動の大きさを強く反映するように調整します。
参考として主要銘柄である日経225先物の場合、SPAN方式とは異なり先物1枚のポジションでも、
日次で証拠金が変動する点、売りと買いとで証拠金が異なる点、限月ごとに証拠金が異なる点に留意が必要です。
詳細は以下日本証券クリアリング機構の該当ページをご覧ください。
https://www.jpx.co.jp/jscc/seisan/sakimono/shokokin_seido/VaR.html

変更に伴い以下の様に証拠金所要額の計算式が変わります。
証拠金所要額 =
(VaR証拠金額×当社が定める証拠金掛目)+先物両建て証拠金-ネット・オプション価値総額+当社が定めるオプションの保有枚数に応じた割増証拠金
また両建て証拠金の計算も以下の様に変更となります。
先物両建証拠金 =
(売り買い合算の(グロス)VaR証拠金額×(売り買いの大きい枚数)/(売り枚数+買い枚数)-当該建玉のVaR証拠金)× 当社が定める証拠金掛目
当社が定める証拠金掛目は現在100%でございます。

変更日時:
2023年11月6日08:00から
(取引営業日で11月6日の日中取引から取引時間で11月6日08:45から)
なお11月4日、5日にシステム変更いたしますので
正確にはお客様がログインできるようになった時から変更となっております。
また今後、変更等がございましたら再度こちらにてお知らせいたします。