EAのバックテストをしてみよう
目次-このコラムでわかること-
①バックテストとは何か?
バックテストとは、過去の市場データを利用して、EA(自動売買)のプログラムが行う取引をシミュレーションする作業のことです。
バックテストでは、設定されたアルゴリズムやルールに基づき、仮想的な売買を行います。こうすることで、そのEAが過去の市場環境でどれほどの利益や損失を出したのかを確認することができます。
②バックテストの実施方法 ステップ1
ツールバーから「表示」→「ストラテジーテスター」と選択します。
画面下部にストラテジーテスターのウインドウが表示されます。
「単一」「インディケータ」「可視化」など多くの項目がありますが、基本的なバックテストをするなら「単一」を選択しましょう。
③バックテストの実施方法 ステップ2
設定画面です。
エキスパート:バックテストするEAを選択
銘柄:バックテストする通貨ペア及び時間足を選択
日付:バックテストの期間を決定
フォワードテスト:フォワードテストの有無を選択
※EAのパラメータの最適化を行わない場合は利用しません遅延:発注から約定までの遅延時間を設定できます
モデル:バックテストの利用データの選択
※数値計算→始値のみ→1分足OHLC→リアルティックに基づいた全ティック→全ティック、の順に詳細なデータを利用します。詳細なデータを利用したバックテストにはその分時間が必要で、PCに負荷もかかります入金:バックテスト時の通貨及び資金量を入力
レバレッジ:レバレッジを選択
オプティマイズ:EAのパラメータの最適化の有無を選びますが、通常のバックテスト時は「無効化」として利用しません。
ストラテジーテスターのウインドウ右下隅にある「スタート」を押すと、バックテストが始まります。
今回は、佐川直弘氏が開発した「Beatrice Excelsior」をバックテストしてみます。通貨ペアを「USDJPY」に、時間足を1分足に、期間を「2020年1月1日~2024年12月31日」としてみました。
テストの進捗は緑色のバーで表現され、予想される所要時間と経過した時間がひと目で確認できます。
テストが終わると、以下のように表示されます。
バックテストタブでは、さまざまなテスト数値が表示されます。
グラフのタブでは、損益グラフが表示されます。
バックテストのタブでデータ上を右クリックすると、レポートとして今回の結果をファイル保存可能です。
まとめ
手早くEAのバックテストができるのはMT5の強みの一つです。
また、幅広いテストに対応しているため、始めは簡単なテストを行い、自分の使うEAに合わせてより詳細なテストを行うといった使い方もできます。
EAを実戦投入する前に、まずはバックテストに慣れましょう。さまざまなテストの過程で、使おうとするEAへの理解も深まり、より適切な戦略を立てて実際の取引に臨めるはずです。
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