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幅広く学ぶ、TradingViewのすべて

 

第23回Pineスクリプト/エディタ

世界中の投資家に人気のチャートツールであるTradingViewに関する基礎知識を学び、使いこなしていくためにその多彩な機能や使い方を紹介していきます。

 

1.スマホでもTradingViewが使える

高機能なチャートツールとSNS機能を備えたTradingViewは、PCで使えるブラウザ版やデスクトップアプリ版の他にも、スマホやタブレットなど携帯端末で使えるアプリがリリースされています。今回は携帯端末に最適化されたアプリの特長についてご紹介します。

 

2.PC版と変わらない高機能チャート

携帯端末のアプリ版では、PCよりも小さな画面でタッチ操作を想定したデザインのUIになっていて、横長・縦長の画面どちらでも使えるように対応しています。

各メニューアイコンはチャート周辺ではなく、画面下にきれいにまとめられています。分析に役立つ描画やインジケーター、レイアウト変更の他、便利なシンボル検索やアラートの設定、ペーパートレードといったTradingViewの特長である多彩で高機能なメニューは、機能面でもPC版とほとんど変わりません。携帯端末アプリではタッチ操作なので、より直感的に操作することができます。
またPC版と同じアカウントにログインすることで、アカウント情報が同期されて同じ設定のチャート、保存したウォッチリストやアイデアを共有することができます。もちろんスマホで行った変更は、PC版の方にも反映されていきます。

 

3.アイデアなどSNS機能も万全

チャートだけでなくSNS機能なども携帯端末アプリで利用することができます。特に、常に手元で確認できるスマホやタブレットの特性に合わせて、世界中のTradingViewユーザーが投稿・交流している「アイデア」と、最新のマーケット情報が手に入る「ニュース」は、チャートと並んですぐにアクセスできるメニュー配置になっています。
他にも、アラート設定をよく利用したり、コミュニティで活発にユーザーと交流するトレーダーであれば、チャートから離れているときでもスマホから通知を受け取りやすいので、よりアプリ版を活用することができるでしょう。

 

4.終わりに

同一アカウントを別々の端末で同期することで、同じ設定のチャートをどこにいても確認・変更できるのはクラウドベースのチャートツールであるTradingViewの大きなメリットの一つです。
普段はPCでじっくりチャート分析やトレードをするユーザーも、外出先でのチャート確認や、SNSや情報収集をメインで行いたいときなどは携帯端末アプリの方が利便性が良いので、携帯端末アプリも併せて活用するのがおすすめです。