先物取引

日経225先物市場の動き - ワンポイントレッスン

弊社リサーチ部 袁鳴(Yuan Ming)が先物オプション取引における主なニュースをピックアップして簡単に解説・コメント

雇用統計の注目ポイント~労働参加率と賃金上昇率

2017年02月02日 15:29

 2/3発表の1月の雇用統計では、労働参加率と賃金上昇率の動向が注目される。2/1、FRBはFOMCで想定通り利上げを見送り、政策金利を0.50-0.75%で据え置いた。ただ、同日発表された1月のISM製造業景況指数は56.0と市場予想及び前月水準を大幅に上振れた。FRBは消費者と企業の心理指標が改善しているとの認識を示している。
 米国の労働市場では雇用者数が増加し失業率も大幅に低下するなど改善が進んでいる。しかし、労働参加率(生産年齢人口に占める労働力人口)は約40年ぶりの低水準に留まっている。一方で、賃金上昇率は昨年12月に2009年以来の水準まで高まった。賃金上昇がインフレを高め、離職者を労働市場に呼び戻すトリガーとなる可能性もある。賃金上昇率と労働参加率のデータ次第では、3月以降のFOMCでの利上げ期待が高まることとなろう。

 

“雇用者数は増加が続き失業率はほぼ完全雇用の労働市場”

jobs

 

“注目される賃金上昇率と労働参加率”

statistics
経済指標カレンダー

世界経済の中で、国内外のマーケットは、様々な要因を織り込みながら日々動いていますが、経済指標発表時には特に市場に動きがあります。これから発表される各国の主要経済指標発表カレンダーを、前回の結果や予想そして実際の結果、指標の詳細や重要度もあわせて一覧表示しております。

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庵原浩樹プロフィール庵原 浩樹
フィリップ証券株式会社:リサーチ部長
1992年、岡三証券入社。産業調査部に配属され、化学、小売セクターのアナリストとして活躍。2000年、国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)エクイティ調査部の消費チーム立ち上げに参画するため転職。小売に加え商社・外食セクターを担当し、日本経済新聞社やエコノミスト誌の人気アナリストランキングでランクイン。 その後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で米国株アナリスト、米国株ストラテジストを歴任。2011年11月、フィリップ証券株式会社入社。リサーチ業務を立ち上げ、日米アセアン市場をカバーしている。公益社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員。

増渕透吾プロフィール増渕 透吾
フィリップ証券株式会社:リサーチ部
1991年栃木県生まれ。2016年に広島大学大学院社会科学研究科社会経済システム専攻修了。経済学修士。国内証券で個人営業を経験し、2017年10月にフィリップ証券入社。米国株日本株アセアン株をカバーしている。ファイナンス的アプローチや理論に沿った考え方、データを用いた計量的な検証を心がけている。公益社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員補。

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